ここに確かに存在している感情の証明

箱推しの村上担。特に三馬鹿に湧きがち。

ヲタ歴3ヶ月の新参者eighterが本気で考えた「落ち込んだ時に聴きたいeight song 5選」(個人の意見です)

エイト沼にハマってからは、基本的に毎日エイトさんの曲を聴いている。
シングルは手に入れることも借りることも難しいが、アルバムはなんとか全部取り込むことができた。
+シングル3枚くらいと、全178曲。
その中から落ち込んだ時に聴きたい曲を5つ選びました。
つまりこれをディスクに書き込みしたら、真の「元気が出るCD(ゆづきの場合)」になるわけである。


1.ONE

エイトさんの楽曲の詞は、比較的「誰かのお陰で立ち直れた」という内容が多い…………気がする。
それもとても素敵だし、自分が落ち込んでる時にエイトの曲を聴いて元気になれたら、その詞の中にある「君」をエイトに置き換えて聴くこともできる。
しかし、ひねくれ者の私はそうできないこともあるのだ。
この曲の詞は、「誰か」が出てこない。本当はいるのかもしれないけど明確にはされていない。全て自分の中で完結している感じ。アニメ版エヴァの最終回のシンジみたいな感じ。ずっと自分の中の精神世界で自問自答して答えみつけた‼みたいな感じ。

本当は恐くて 誰より弱くて
それでもただ前に進まなければ

ここが一番くる。泣く、泣いてしまう。
誰かが隣にいる、いてほしいという様子を出していないところが特にいい。最終的には自分の足で踏み出すしかない。自分一人が立ち止まっても時間は止まらないし、世界は休むことなく動いていく。自分の中の時間を進めていかなければ、何も変えられないのだ。
そんなことを言われている気がする。


2.Heavenly Psycho

いつも夢に選ばれないまま 陽が登り 沈んでいく日々
そこに僕の姿がなくても 世界は簡単にまわった

エグイぐらい精神的にキタ。
私が落ち込むのは、大抵将来のことである。2年前からずっと追い掛けている夢があって、それはかなりの勉強と運と実力がなければ叶えられない。同じ夢を見ている仲間は周りにたくさんいる。でもこの中でだけでも一生かけても叶えられない人がどれだけいるんだろって考えると恐ろしくなるほどの競争率。
同期が、すぐ上の先輩がいい結果を残したりするとかなり焦る。そして選ばれないことへの空しさと憤り、自分に対して苛立ったりする。

胸にHeavenly Psycho 今は未来に向かう道の途中だ
泪にさえも戸惑うことなく 願いを歌う

この詞の主人公は、とても一途で純粋な気がする。泣いてもめげず、躓いてもひたすら夢を追い掛けるのだ。それが幸せなんだ。私も追い掛けている過程が辛くもあり、楽しくもある。
そして夢が叶ったあとも、まだそれは未来への道の途中なのだ。どこまで行っても終わりはないのだ。


3.wander

夢にまで見ていた世界 具現化したのにこぼれない笑みすらも
やっと出来上がってた等身大のパズルは
心臓部分のピースだけが抜け落ちていた

以前、Twitterでぽつりと呟きましたが、がむしゃらに夢を追い掛けてるのがヘブンリで、夢は叶ったけどその先に目標がないことに気付いたのがwanderなのではないかと思いました。
夢と目標は似ているようで違う。

少年が両手いっぱいに夢や希望抱え込んで笑ってた
見覚えある俺は一目で誰か分かってた
こんなふうに笑えてたんだ
思い出せば答えはあった
そう、大切なもの 俺は綺麗な花を咲かせたかったんだ

望んだものになれたと思っていたけど、なんか違う…………。
夢とか綺麗事ばっかりなんて言ってらんないんだよ‼生活だってあるんだから‼
汚い大人や汚い世界を見たりすると見失うことってあるよね。
そんなときに、限界なんて考えず好き勝手に夢を口にする子供とか見ると、泣けてきたりするよね。

足元から生えた芽がどんな花を咲かせるのか分からなかったのが、最後に綺麗な花を咲かせように変わるのが、泣ける。


4.Dear...

これは他の3曲とは違い、特に何か強いメッセージ性があるものではない。
以前に書いたモヤモヤプレイリストでも挙げたが、この曲の村上氏の歌声がとにかく好きなのです。
特にAメロ、優しく包み込むような声で激しく癒される。
「きみとそう、出会うまではね」の「ね」の余韻たるや。
寝る前にも必ず聴いてる。


5.クルトン

ちょっと説明が必要な気がした。
まず落ち込んだら1~3を鬼リピし、とにかく泣く。疲れたら4を聴いてそのまま寝る。翌日、起きたら5のような「あまり深いことを考えずに流して聴ける短編マンガのような曲」を聴く。そして仕上げは「CANDY MY LOVE」のPVを観て爆笑する。それにしてもクルトンはリズムに中毒性があるのか、つい普段エンリピしてしまうw
落ち込んだ場合はこの流れは絶対。クルトンとCANDYだけでは元気になれないし、かといって前向きや無責任ヒーローのような激しく明るくて、もはや笑顔で突き飛ばされるがごとく背中をバシーンッと叩かれるような曲も私は絶対無理。

以上が落ち込んだ時に聴きたい曲でした。
まだまだ知らない曲ばかりなので、もっと追加されていくと思います。
皆さま各々、エイトさんの曲には様々な思い入れなどがあると思いますので、もし不快な気持ちにさせてしまったら申し訳ございません。

ファン離れ期について思うこと

「韻踏ィニティ」の詞について感じたこと。

以前の記事にも書きましたが、「俺ら昔のまんま」というフレーズ。

これは

「俺ら昔のまんまだよ」→ファンに向かって言っている。

「俺ら昔のまんまだよね」→メンバーに対して言っている

どちらなんだろう。

全体的に見ると前者っぽいけど。

この曲のように、ファンへのメッセージ性の強い詞を読んでいると、ふと思うことがある。

 

所謂、「ファン離れ期」というものについて。

例えば長年続いている漫画などに必ずといっていいほどついてくる問題である。ある特定の時期に一気にファンが離れ、新たな新規ファンが参入する。細胞の生まれ変わりみたいにそれを繰り返し、結果的には±ゼロ、もしくはどんどんファンを増やしていく。まあ、多分代表的なのはワ〇ピースですよねw私も中学生の頃に読んでましたが、アラバスタ編で読むのやめてしまいました。友人曰く、私がやめた時期は第一ファン離れ期だったそうです。多くの者がそこで読むのをやめたとwある程度被るんですよね。

漫画だけじゃなく、バンドやアーティストなどにも言えることです。

10代の頃、私はV系のインディーズバンドの追っかけをしていました。今はどうか知りませんが、V系のインディーズ事務所っていうのは本当に売り方が汚くて、どれだけ貢いだか文句言ったか分かりません。そしてインディーズバンド虜のバンギャ達にとって最も恐ろしいことがあります。

 

それは、メジャーデビュー。

 

今ではだいぶV系ってジャンルとして確立してきたみたいで、一般的な大型CDショップのV系コーナーとかでインディーズでもそこそこ有名なバンドであれば音源は手に入るようになりましたが、その当時は新宿にあるV系専門CDショップとかで手に入れていました。メジャー流通じゃないので、露出はそこまででもないし、ライブのハコも小さい。

しかし、どんどん人気が出てくると避けられないのがメジャー行き。バンギャが何故そんなにメジャー行きを嫌がるのかというと、一番の理由は「音楽性が変わってしまうから」。

インディーズというのは(事務所にもよるが)まあ自由である。それに引き換え、メジャーに行けば一番求められるのは売上。「売れる曲を作れ」これがレコード会社から求められる第一条件。そうなると、バンドというのは大体において自分たちで楽曲制作をしているので、まずメジャーに行けば音楽性が変わる。今までの「彼らの色」が急に「大衆に求められる色」に染まっていくのだ。それを目の当たりにし、多くのバンギャ達は心が折れていった。「こんな曲、私が知ってる〇〇様達じゃない!!涙」とか言って。改めて振り返ると本当に痛いなww

人気が出てくれば、どんどんハコも大きくなる。私がちっちゃいライブハウス時代から追いかけていた某バンドのツアーファイナルが日本武道館*1だと発表された時の絶望感たるやwww

彼らは、その公演の直後にメジャーデビューを発表しました。そして私は、そこで追いかけるのをやめてしまいました。メジャー行きの影が忍び寄っていることをファンが怖がっているのを、勿論メンバーは察していました。だからその頃の雑誌のインタビューではしきりに「最近、ファンの方たちが僕たちの言動ひとつひとつに敏感に反応する」「すぐ怖がる」と言っていました。

「例え僕たちを取り巻く環境が変わっても、僕たちは何も変わらない。それを分かってもらいたい」とも。

…んなこと言ってらんねーようになんだよ、と残念ながら私はそう思ってしまいましたが。

このインディーズ→メジャーのタイミング。これは大きな「ファン離れ期」に当たります。ほとんどと言っていいほど、インディ時代のファンは上がります。

「もう私の知っているバンドじゃなくなる」「メジャーに行くなんて、ファンの気持ち全然わかってない!」「認めてくれる奴だけついてきてくれればいいみたいなスタンスが気に入らない」などなど。

似たようなのだと、ちょっと種類は異なるけど大阪の芸人さんが東京に上京してきたりするようになるタイミングとかでしょうかね。

私の大好きなブラマヨのよっさん*2も、前にテレビで「東京に行くことも随分やいやい言われた」って言ってたっけな。

エイトさんも大阪のアイドルだったわけだから、きっと全国デビューになるって知った時、地元のファンの方達は嫌だったろうなあと思う。なんか、遠くに行っちゃう感じがして寂しい気持ちになると思う、あの頃の私がもしファンだったらきっと泣いていただろうwww

 

今回のライブDVD発売の発表を受けて、今のエイトさん達に、もしかしたら「ファン離れ期」が訪れているのかなとちょっと感じている。

Twitterとかブログ上で賛否両論が噴出して、追いかけることに疲れたという方達もたくさんいるのを見ました。

私個人的には、今回の件についてはメンバーへは特に憤りは感じていません。ただ、レーベルの売り方が好きになれなかったので、運営にいっぺん文句言わせろという気持ちにはなりました、それだけです。発売することが決まったことについては別に反対はないですし、収録がオーラスなのも別に構わない。恐らくだけども、今回のツアーはオーラスしかカメラ入れてなくてスタッフ側からしても不測の事態だったのだろうと思う。誰も悪くない、仕方ない。それを発売しようと決めたのは、きっとメンバーの意思も反映されているでしょう。ならば私はそれを受け取るのみ。それが嫌ということであれば無理して受け入れる必要はないと思います。

ただ、これは私のバンギャ時代の経験から言わさせて頂くことですが

 

被害者意識を持つと辛いよ、ということです。

 

私達のこと全然分かっていない、何考えてんの、疲れた、ファンやめようかな、もう彼らのこと分かんないよおおおおおおおという状態。

とても分かります、痛いくらいに。私もそうでしたから。

彼らが好きでずっと追いかけていたいと思っているからこそ、そのような感情になるのです。

しかし、一度そういった「私をこんな気持ちにさせたのは〇〇のせいだ」という被害者意識に陥ると、この先かなり辛いです。

 

私も含め、「ファン」というのは勝手なものです。

あ、これはアイドルに関わらずですよ、広い意味で。

被害者意識の裏にあるのは、お金を払っているのだからこれくらいしてもらって当然、気持ちを理解してもらって当然、私達がお金払わなかったら貴方たち倒れるからね?だから満足させてよね?てかそんくらいできて当然だよねwwwというものが多い。

ファンというのは神輿を担ぐ側の人間です。主役はあくまでアイドルであり、我々は彼らを裏で支えるスタッフ達です。それが自分が主役になってしまうと「彼らの為に」が「私の為に」に変わります。そうなると、結構不満が募ってきたりし始めます。

 

彼らは芸能界という巨大な闇の中で、様々なしがらみや嘘や建前に縛られながらも、それを見せないように画面の向こうでは笑っている「プロのアイドル」です。自由な発言などできない、上の決定には絶対服従、私達の見えないところでどんなに心苦しいことがあってもそれを表に出すこともできない。自分たちがやりたいことをやろうとしても、上層部とファンとの板挟みにあう。「こんなの求めてない」と言われたら、それで終わり。私達は応援する人たちを選ぶことができますが、彼らは応援してくれる人を選べません。ただじっとそこに立って、応援してくれる人がいる限り立ち続けるのです。

 

エイトさんは、今まで私が好きになったアーティストの中で一番ファンのことを考えている人たちだと思いました。

ファンにエイターという名前を付け、会いたいと歌う。

オーラス続行も自分たちの独断で決めず、観客にライブやってもいいかと聞く。

どうしたらみんなが喜んでくれるか、楽しんでくれるかを考え、切磋琢磨する。ディ〇ニーも真っ青になるくらいのエンターテイナーです。

 

5万人中5万人が納得できるような答えを出すことなど不可能。

今回のDVDも、実際中身を観てみなければ良さは判断できません。

その商品が気に入らなかったら、誰か欲しい人に譲ればいい。

ファンをやめたいなら、やめてしまった方がいい。

被害者意識を持つ自分も嫌になるし、相手を加害者にしてしまうことによって些細なことも許せなくなっていくでしょう。

やめたい、やめようかな、疲れたと感じてしまうのは、健全なファンとアイドルの関係ではありません。

それでもやめられない、やめたくないと思うのなら、せめて被害者意識だけは持たないように努めましょう。

難しいですが、鬱憤溜まったら吐き出して、また笑顔で彼らを迎えましょう。

私達は決して裏切られたわけではありません、彼らの提示した答えがたまたま自分が求めていたものと違っただけであり、そしてそれが他の誰かにとっては正解なのかもしれないのです。

 

私はDVD買います。純粋に観てみたいからです。私が常々エイトさんに求めているのは、彼らが「プロとしてどんな世界を見せてくれるのか」ということです。

その答えのひとつが今回のDVDにあるのなら観てみたい、ただそれだけです。

 

それにしても「行かんとって」「俺じゃあかんか」からの「浮気お嬢さん」って皮肉だなぁ、好きだ。

「ここにだけ偽りはないよ」

こういう言葉を詞にできるのは素晴らしいと思う。

 

相変わらず長くて偉そうなことをつらつらと申し訳ございませんでした。

あくまで個人の意見なので、もし不快に思われた方がいらっしゃいましたらお詫び致します。

*1:V系インディーズバンドのメジャーへの第一歩は、ほぼこの会場。これがきたら死の宣告だと思え

*2:吉田敬さん

モヤモヤした時に聞いている・エイトプレイリスト

ただでさえ通勤に片道一時間半かかるのに、品川ー新橋間で人身事故。電車が全然進まないので、書くのに時間がかかる私でもひとつ記事上げられるかなぁ。

やっと最新~パズルまでのアルバムを聴くことができました。
今日は朝から複雑な気持ちになってしまいましたね。
気分を変えたくて、昼休みとか休憩中とか今とか、ずっとエイトさんのプレイリスト「ぴ」をエンドレスリピートwww

1.モノグラム
→皆の歌声がとにかく優しいから好き。
「明日も遊んでね、グッナイ」がMyベストフレーズ。

2.Dear...
→Aメロの声が特に好きだ。全体から漂うマイナスイオン。後半は高音続きで苦しそうだけど、全体的に包み込んでくれるような優しさに溢れ返っている。

3.Water Drop
→詞は切ないんだけど、メロがとにかくドストライクで何度も聴いてしまう。
Aメロの「こんなに苦しいなんてね、Ah」のAhが‼ああ‼

4.monologue
→錦戸バラードは結構ツボるものが多い。曲調なのか歌声なのか…………。
今日の出来事二行でまとめられそうってフレーズ、いいなぁー好きだなぁー。

5.Kick
→充分癒されたら、徐々にテンションを上げていきます。
がんがんがんスピード上げて闇を越えていきましょう。
この曲の丸山氏の時々力むみたいな歌い方が好きです。

6.Fight for the Eight
→イントロのギターでテンション上がるー‼
明日も闘える気分になってくるwww

7.Sorry Sorry love
→踊りたくなるwww踊れないのに。

8.ER
→「欲しがる事と 満たされぬ事」
「そこから生まれていく感情」
「すぐさま此処で断ち切るんだ」
この詞を聴くと、切り替えなきゃと思えます。

以上、私がモヤモヤした時のプレイリストでしたwww


***********
例の件については、賛否両論あるのは当然彼らは承知の上でございましょう。
彼らを出した答を、無理なら全てを受け入れる必要はないと思います。
受け入れられないからエイター失格なんて、もしそんな罪悪感に苛まれている方がいたとしたら、それは違うと思います。

買うか買わないか、買っても観ないかそれとも観るか。
我々消費者には選ぶ権利がある。
そこは自由だと思うし、誰に強制されるものでもない。

まぁ、今回私は内容よりも売り方が好きじゃなかったですけどねぇ。

村上氏に対する気持ちと勝手に向き合ってみた件

九州地方にお住いの皆さま、本震と度重なる余震、恐怖とストレスでお疲れのことと思います。

思い返せば5年前、寝ているときにも迫ってくる地鳴りと余震で気が休まらず、いつでも外に出られるように玄関以外のドアと窓は開けっぱなしでジーパンを穿いたまま寝ていました。

陸自でもない遠方の一般人になど、募金と九州のアンテナショップでお金を落とすことくらいしかできませんが、皆さまに一日でも早く平穏な日々が戻ることを祈ります。

 

*************

ずっと下書きに保存されていた記事が、やっとまとまりました。

今回はちょっとだけ真面目です。

 

自分の中の、所謂『ファン心理』について、ふと考えてみた。

10代の頃、私はヴィジュアル系バンドの追っかけ、つまりバンギャであったわけだが、その時の感情は『痛すぎる恋』に近かった気がする。もはや宗教レベルの盲目的愛情で彼らを崇め奉り、貢ぎ、彼らのやることなすことにいちいち感情が激しく反応して一喜一憂していた。年齢的なものもあったと思うが、今考えるとかなり精神的に疲れる日々を過ごしていたと思う。

さすがに今はもういい大人なので、そのレベルにまでいくことはないであろう。「もう全部が大好き、なんでも良く見える!!」っていうふうにはならないし、どうしても受け入れられなかったりする部分があったら(できる限り努力はするが)基本的に受け入れられない。先輩エイタ―K氏がある日こんなことを言っていた。

 

「CD発売とかのタイミングで一気に露出が増える。今まではずっと漏れなく追いかけきたけど、ある瞬間にもう追いきれないと思った。ひとつひとつに感情移入していたら自分がもたない」

 

非常に共感できる言葉であった。

私もある程度距離を保って、自分のメンタル管理を最優先させている。

正直に言うと、疲れるのだ。もともと私は性根が捻くれていて歪んでいるのだが、それ故に美しい景色や映画や音楽や小説や漫画などに出会うと、自分の心がいかに荒んでいるかを思い知らされ、しょっちゅう泣いている。人にオススメされた映画などを一緒に観て、ススメてきた人より泣いているという体たらくにより、友人にはONK*1と言われる始末。よって、あまり深く入り込んで自分の感情が必要以上に乱されるのが嫌というのが一番の理由である。こういうと人によっては「それは本気で好きじゃない」と思われるかもしれないが、私的には今ぐらいの距離感が一番ちょうどよく、私は私にできる範囲でお金を落とし、応援している気持ちを手紙に書いたりと「本気で」エイトさんを応援しています。

しかし、そんな自分のことを結構「嫌な大人になったな」と感じる瞬間もある。もっと純粋にのめり込みたいという気持ちもあるが、この歳でそれはねとか、そもそものめり込むということが純粋なことなのかということを考え始めると永遠に結論が出ない。

 

前置きが長くなってしまった。やっとここからが本題です。

今回、私は村上信五に対する気持ちを考えてみた。いつもならあまり考えないことだが、どうも「元気が出るSONG」の詞を読んでモヤモヤとした気持ちが浮かんできたので考察してみようと思った次第です。

まず「恋」のような盲目的なものではない、「愛」にはほど遠い。「憧れ」という言葉が一番近いかなとは少し思った。「憧れ」は非常に広い意味で使用できる便利な言葉である。

では私は彼の何に憧れたのだろうか。色々考えを巡らせてみたら、ふたつの言葉が浮かんできた。

 

「嫉妬」と「羨望」

 

まず私は、彼の「ずっと一緒と言い合えるような仲間がいる」という部分に羨望した。

そして自身が身を置く世界において「自分は何者か」というアイデンティティを確立できている部分に嫉妬した。

 

私には「心の中で繋がっている」とまで言えるような人はいない。勿論友達や音楽仲間はいるし、彼氏もいた。彼ら彼女らのことは大好きなので大切にしているし、困っていたら力になりたいと思う。しかし、自分が辛いときには相談しない。それは家族にも同様である。決して相手を信頼していないわけではなくて、向こうから「支えになるよ」と言ってきてくれても「なんで私に?」と思ってしまうのだ。これはもう私の捻くれが問題なので誰にも罪はない。恐らく、凄く深いところで心を閉ざしているのだろうと思う。いつかはそれをもこじ開けてくるような猛者が現れたりするのかもしれないが。つまるところ、私は彼らの「素直さ」に羨望したのだろう。素直にお互いに甘え合ったり助け合ったり、支え合ったりしている姿が自分にはないものだったので羨ましいと思ったのだ。

 

「嫉妬」を感じたのは、村上氏がきちんと自己を確立しているという点である。

私は幼少期から「何かになりたい」と常々思っていた。漠然としていたが、「貴方は何者ですか?」と聞かれて「私は〇〇です」と言えるようになりたい。それを求めて小学生の頃から作詞や歌やキーボードを始めて、高校生くらいからバンドを始めた。キーボードを弾いてるときは私は「キーボーディスト」と言えたし、歌っているときは「ボーカル」と言えたし、詞を書いてたのは自分が作り出した言葉が歌い続ける限り残るからである。20代半ばまで続けて、それなりのところで音楽は断念してしまったけども。今は別の目標を見つけたのでそれを追いかけている。死ぬまでに実現しなければという強迫観念に駆られながらであるが。

村上氏は自身が身を置く「芸能界」、そして「ジャニーズ」という世界の中で、もうじゅうぶん「自分は何者か」というものを確立できているように見える。勿論本当のところは本人にしかわからない、仕事においては自己の確立なんてほど遠いと思ってるかもしれない。…が、私から見たらそうなのだ。ここまでくるのにはきっと、相当の苦労があっただろう。私に彼と同レベルの努力をしてみろと言われても恐らく無理である。それを実現できたという部分に嫉妬を感じ、その努力と実直さに単純にひとりの人間として「惚れた」のだろうと思う。

 

それらをひっくるめて、私は村上氏に対する気持ちを「憧れ」と仮定した。

もっとも、そんな重苦しい感情ばかりではない。キモヲタらしく、村上氏のふとした仕草や言動に萌えを発動させたり、ライブDVDで初めて動いているバブーンさんを観て愛おしさを爆発させたりといったすこぶるドストレートな「ファン心」がほとんどである。この部分に関しては分析や理由付けは不能。それにしても、一度何かのきっかけで気になり始めると、今まで何とも思ってなかった部分が急に可愛く見えるのだから脳の作りとは不思議だ。

 

今回は今まで私が感じていた「ファン心理」とはちょっと異なり、好きになったきっかけも私的には衝撃事件*2だったので分析をしてみました。完全な自己満足記事。

ああ、なんか頭の中が整理されてすっきりした。これで今度から誰かに「村上君のどこが好きなの?なんで好きなの?」と聞かれたら自信を持って「周囲の人々を信頼し続ける素直さと優しさ、そして非常に勤勉で自分が身を置いている世界においてアイデンティティを確立できているところでしょうか、憧れます!!キリッ」と答えられる(^o^)/*3

好きになるには理由はいらないが、好きでい続けるには理由が必要である。

 

以上、無駄に長くて誰の得にもならないひとり語りでした。

恐らく、数日後に改めてこの記事を読み返したとき「コイツなに語ってるんだろ」と恥ずかしくなっていることでしょう。

※色々日本語間違ってたらすみまてん。 

*1:お前・泣かす・簡単の略

*2:4/5の記事参照

*3:今まで理由がまとまらなくて、なかなか答えられなかった

人生初・エイトさんのアルバムが届いた件

こんばんは、ゆづきです。
日々書きたいことは溜まっていくのに、なかなかまとまらずもどかしいです(´・c_・`)
そんな中、今日届きました‼
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ぱっちあっぱーず‼
映画好きな私としては、まず7人の演技が観てみたかった‼
私がドラマなどで観たことがあるのは錦戸君と大倉君、横山君だけなのである。
この数時間後、地元の寂れたカラオケ店にて先輩エイターである高校時代の同級生K氏と鑑賞会をする予定なので、この楽しみはその時にとっておこうと思いますw
曲はウォークマンに取り込みました。
人生初・エイトさんの曲‼

…………パート割が全く分からないww

辛うじて聞き分けできるのが4人、あとの3人全く分からない。
同じ声に聞こえるううううううううう。

↓聞き分けできる4人↓
すばる君→圧倒的歌唱力と美声
村上君→歌声が地声に近い
横山君→非現実っぽい声
錦戸君→ハスキーボイス

↓聞き分けできない3人↓
丸山君
安田君
大倉君

すいません、何度も聴けばそのうち特徴を掴んで…………くるはず。
ところどころに入るインスト格好いい。
ライブDVD観たい。
どれがシングル出なのかもまだ把握できておらず、初聴きなのでそんなに細かく感想が言えないですが、モノグラムとLIFE、Baby Babyが特に好きです。前半に固まってますね。
戸惑ったのがラスト近くのアニマルマジック→急上showの流れ
アニマルが結構男っ‼て感じがしていいなーと思ってたら急にテンションがw
ミュージックフィルム&ライブDVDを観ればもっと世界観を感じることができるかしら。
踊ってるエイトさんも観てみたけど、関ジャム観てるとバンド形態もいいなーとしみじみ。

そういえば4/11の夜は村上氏が○テレに出ずっぱりですねw
TORE→夜ふかしスペシャル→通常夜ふかし
HDDの空きがww
アプリでエイトさんと村上氏をリマインダー登録している為、一日に何番組も立て続けにくるときがある。
改めて彼らは働き者だと思った夜。

レンタル信五の破壊力

こんにちは、過去を必死に遡る作業に追われているゆづきです。

10年以上の歴史を追うのは時間がどんなにあっても足りませんね。

ワンピースを一巻から読み始めるのと同じ感覚。

ひたすら振り返りの日々なので感想を書くのに皆さまより圧倒的なタイムラグがあります。

今更ですが観ました「レンタル信五」

萌え尽くした、鼻血が止まらない、この企画は神。

昔からブラマヨも大好きな私は村マヨばっちり観てますが、企画の面白さに落差が結構ある気が…微妙な時は本当に…。

 

↓以下、興奮した新参村上担のひたすら気持ち悪い感想↓

 

・一度も男性と付き合ったことのない女子。なんだこの子、可愛いじゃないか!!自分に自信がないだと…!?大丈夫だって!!てか人生で初めてのデートが村上氏で大丈夫??wハードル上がっちゃうww

・可愛い女の子も大好きな私には二人のツーショットは嬉しすぎる絵面

・一本の薔薇を差し出す村上氏がひたすらイケメン

・グレーのジャケット好きいいいいいいいいい

・同番組で「デートの時、店の予約したことない」と言っていた村上氏がデートコースを考えてきたというだけで萌えすぎて死ねる

・手繋ぎうらやま

・終始優しい声でエスコート、紳士

・相手の女子の引っ込み思案で控えめな感じがひたすら可愛い

・あーんに悶絶

・怖いの苦手みたいなのにお化け屋敷に入るw

・プリクラww

・観覧車でのハグ要望に「ええよ」←この時の声が壮絶イケボ

・村上君いい匂いするんだろーなーとキモ過ぎる妄想にニヤニヤが止まらない

・女子の髪や背中を撫でる村上氏の美しすぎる手を拝めるかと思いきや

 

…何故逆光にした!!見せろ!!

 

最後までアドレナリンが垂れ流し状態。

村上氏に本気のお願い、ドラマか映画でラブシーンをやってくれないか。

私はひたすらそのシーンばかりを擦り切れるほどリピートするだろう。

(個人的に)キスシーン、ベッドシーンなどなどは男を一番魅力的にみせてくれる瞬間だと思うのです。

私、結構美しいラブシーン観てからその役者さん好きになったりします。

…変態でしょうか?w

でもこういうの、自担だと結構キツかったりする方もいらっしゃいます…か?

 

私的にはレンタル信五、またやってほしいです。

 

初めましてのご挨拶

 

初めまして、ゆづきと申します。

今更ですが関ジャニ∞さんにハマり、勢いで10年ぶりにブログを始めるという行動に出てしまった、いい大人です。音楽、映画、ドラマ、小説、漫画などカルチャー大好きです。

ちょっとだけ自己紹介を→

10代~20代半ばまでバンドでボーカル&キーボードをやってました。その頃好きだった音楽は完全ヴィジュアル系でした。初期Dir en greyGazette、ナイトメアなどなど。クラシックメタルも聴いていて北欧バンドのNight wishは今でも好きです。

今は趣味で音楽サークルに所属し、キーボードを担当しています。初めてキーボードを手にしたのは中学生の時。当時好きだったGLAYTAKUROさんが「HAPPINESS」という曲のMVでキーボードを弾いているのを観て、自分も弾きたいと思い教則本を買って練習し始めたのが始まりです。人生で初めて両手で弾けるようになったのはLUNASEAの「I for you」でした。

お笑いも好きでよくバラエティ観ます。大喜利大好きです。

あ、長くなってしまった…|д゚)

 

関ジャニさんでは村上君が好きです。もう少し、きっかけについてお話しをさせて頂きたいと思います。

私はもともとマツコさんが大好きで、二年くらい前からずっと月曜から夜ふかしを観ていました。その時は村上君のことを「面白い人だな~」くらいにしか思っていませんでした。

そんな私に転機が訪れたのは、以前から夜ふかしでちょいちょい弄られていた村上君のひとり舞台、イフオアを観に行ったことがきっかけです。

なんとなく興味があってという動機でしたが、運よくチケットを手に入れることができた私は純粋な村上担の方々に申し訳ないと思いながらも舞台を観劇。そこで私は衝撃を受けるセリフに出会います。

 

※以下、ちょっとネタバレあります※

インタビューのシーンがあるのですが、そこでの一言。

関ジャニを一言で表すと?」→「言葉じゃない、心の中で繋がっているから」

正確には細かいところ間違っているかもしれませんが、ニュアンスはこんな言葉でした。

ネタ的には笑うところ?だったのかもしれませんが、私にはただただ衝撃しかありませんでした。

そんな仲間がいるなんて羨ましいという思いと、今までの村上君を作ってきたのは関ジャニのメンバーさんとの時間なのだということ。

村上君はピン芸人でもなければただの面白い人でもない、関ジャニの一員なのだということに気付いたのです。

当たり前だろうがボケという感じですが、恥ずかしながら関ジャニさんの曲をひとつもマトモに聴いたことがなく、村上君がひとりでテレビに出ている姿しか知らない私は、その当たり前に気付きませんでした。

舞台終わり、少しメンバーさんのことについてお話をして下さった村上君がとても楽しそうで、メンバーさんのことが本当に好きなんだなと思いました。

その時、私は村上君が大切にしている方たちのことをもっと知りたいと思うようになりました。好きな人の好きなものを知りたいに似てますね。

そこから今は、目にも止まらぬ速さでズブズブと沼にハマっていっています。

ヒルナンデス卒業SP後、舞台の感想と共に勢いでお手紙を書いてしまいました。こんなに特定の誰かに惹かれたのは久々で戸惑いMax。

幸いなことに私の高校時代の友人にエイタ―さんがいます。LINEで報告したところ、ヴィジュアルバンドにハマっていた頃の私しか知らない彼女はかなり驚いていましたがw

村上君や関ジャニさん中心に綴っていきたいと思います。今はとにかく吸収の期間なので、観るもの聴くものどれもが新鮮で楽しいです。

至らない点も多々あるかと思いますが、宜しくお願い致します(*‘∀‘)